ジュンブラナ県プンデム村サトゥリア地区ラジャワリ通りに住む、主婦ニ・プトゥ・レニ・ディアンタリ(28)は、舅が所有する土地証書を盗んだ。それどころか、証書を複製し、倍増させた。この主婦は、この偽造証書を使って、数十人の県民から合計10億ルピアもの金を取ることに成功したのだ。
当初、レニは2014年頃、舅であるイ・クトゥ・バギアルタ(56)氏の所有する土地の証書を盗んだ。それを印刷屋にもって行き、複製を作成。それから、その嘘の証書を担保に1,500万ルピアを受け取った。
思いの他スムーズに事が進んだ為、同じような事を行なおうと考えた。印刷屋であるAA・ヘンドラ・バグス・スギハンタラプトゥラ(27)とその弟AA・マデ・ハンドゥレ・ウィバワ(20)の協力を得て、本物の証書は、所有者名、証書番号、図面、広さまで変更して数倍に増やしていった。
証書は何箇所かの高利貸しに持参し、担保にして金を借りた。それぞれ違った手口の借金で、騙された犠牲者が貸した金の総計は10億ルピアに上る。
4日、ジュンブラナ県警犯罪課のイ・グスティ・マデ・スダルマ・プトゥラ氏は、犯人は自宅で逮捕されたと述べた。レニは犯行についての取調べに対し、「初めは、日々の生活の為と借金を返すために金を使った。その後、借金して得た金は、その前の借金の返済に当てた。」と説明した。
複製し増やした舅の土地証書は109通となり、何人かに担保として預ける事によって金を借りた。ある者は31通もの証書を受け取っており、損害は3億5,000万ルピアにもなるという。
実は、レニは2010年にも偽純金を取り扱って、拘束されたことがある。今回の犯罪では、証書偽造の罪で6年の服役となる。
via Tribun Bali
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