ブレレン県地域書記デワ・クトゥ・プスパカ氏は6日、ムンジャンガン島が十分に管理されていない事を知り、がっかりした。
氏は、ムンジャンガン島がブレレン県の観光の繁栄に影響する観光地であるのに、観光活動を支援する施設を未だに持ち合わせていない、と厳しく指摘した。島内にはトイレも浄水もない。第二番所のドックはこの三年壊れたままだが、修理される兆しも無く、ゴミをまとめる為の場所も無い。
これまで、観光ガイドは観光客に対し、島内でゴミを捨てない、又は、島に捨てられたゴミを持ち帰るよう呼びかけていた。しかし、観光客の少数、又は、この島を清潔に保つ事がどれだけ大切な事かを理解せず祈祷に来る住民等がまだいるのだ。
「美しさが宣伝された景色に惹かれて、訪れる観光客は沢山いる。しかし、現地に着いてみると、十分な施設も用意されておらず、トイレはない、ゴミの集積場もない、船着場は壊れて修理されていない。これらは、もっと注意されてしかるべき事だ。」と、プスパカ氏。
島に生息する鹿達が、訪問者が捨てたプラスチックゴミを食べているのを見るのは、稀ではない。この状況は、今が乾季で草や植物が枯れて水が無いからである。プスパカ氏は、この島が鹿(ムンジャンガン)の生息地であるとはいえ、この島の鹿がその内絶滅するのではないかと心配だという。
「私は数回ムンジャンガン島へ行っているが、行く前に想像していたよりも島は美しくない。島の多くの動物は、訪問者が捨てたゴミを食べる。これは、動物たちの生存を脅かす。どうか、ムンジャンガン島で鹿を見ることが二度と出来なくならないように・・」と、プスパカ氏。
via Tribun Bali
バリブロのブログランキングに参加しています。応援クリックお願いします。
Popular Posts