バルック村は、2015年第37回バリ芸術祭(PKB)でジュンブラナ県を代表して出演したヌガラ郡の一つの村だ。この村の演奏・舞踊を披露した出演者は、ゴングクビャール大人の部・グンデルワヤン子供の部・ラーマヤナ物語語り青年の部・タマンプナサールの4種類の芸能を演じた。
この公演までの過程、すなわち、公演の準備費用、及び、練習から出演当日までの経費として、村側は約2億2,500万ルピアを消費している。しかし、今現在まで、ジュンブラナ県政府から費用が下りていないのだ。
出演者、関係者は、この大きな費用を自己負担しなければならない。それどころか、ジュンブラナファンページでは、バリ芸術祭の資金がまだ下りてこないことに、大騒ぎになっている。
「我々は、公演出演費を政府関係から1ルピアも受け取っていない。出演が決定し練習後の状況での試行の時点で、もし支払われないのであれば、二度と出演依頼はお断りだと依頼者側に抗議した。それで、やっと出た資金は1,000万ルピアだった。」と、バルック村長であり、バルック村プスパムカールゴング演奏チームの責任者でもあるクトゥ・スアサナ氏は3日、語った。
氏によれば、両者側で了承した出演の為の資金は、活動が全て終わった時点で全額支払われる事になっていたという。しかし、ジュンブラナ県教育青年スポーツ観光文化局の約束は、ただの約束止まりになっている。出演を終えたのは、6月24日であるが、未だに1ルピアも支払われていない。
「このようなことが起これば、当然、出演者はがっかりする。このシステムが修正されなければ、今後、バリ芸術祭に参加し県を代表して出演する者は誰もいなくなる。」とスアサナ氏。
via Tribun Bali
バリブロのブログランキングに参加しています。応援クリックお願いします。
Popular Posts