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バリの手工芸品、輸出が停滞


バリの各種手工芸品の輸出は、国内消費経済が低迷している状況により、2015年初めから現在まで停滞している。

24日、ギャニャール県で各種手工芸品販売事業をしているクトゥ・ナディア氏は、「世界経済の現況以外にも、バリの手工芸品も中国、ベトナム、インドなどの近隣諸国がライバルとなった。」と、述べた。本来、この近隣諸国との競争は、それぞれが、独自に販売市場を持っている為、それほど気にする事ではないはずだ。

バリの手工芸品は、ローカルの文化に従ってデザインが企画され、作られる。世界のビジネスパートナー達は、オーダーされた品物の企画を持って来て、バリの文化に沿ってその国の人々が好む独特な特徴と合わせていく。

「バリの人々が作る工芸品は輸出市場をそれぞれ持っていて、それほど心配する事ではないと思う。国際社会経済の状況が良くないため、世界の市場での売れ行きが良くないのだ。」と、同氏。

中国製品は安いが品質は良くない。この状況は、バリにとってはラッキーである。バリ島の手工芸品は、安い値段で買う人の心を掴む事ができる。中国製品の利益が薄い印象の広がりは、バリの各種手工芸品が海外に特別な市場シェアを持っていることが理由である。その為、受けられる数に限りがあっても、一定のオーダーがある。

バリ州産業商業局海外商業課長マデ・スアスティカ氏は、「バリの手工芸品からの外国為替収入が減少しているが、海外市場で芸術的評価を受けている事に変りはない。2015年1月~6月までの各種手工芸品からの外国為替収入は、2014年の同期間1億1700万ドルと比べ、15%減少し1億ドルだった。しかし、バリの手工芸品は他のライバル国を抜いて生産を求められており、クリスマスから年末までの期間に輸出量が増加することに期待する。」と、同氏。


via Tribun Bali



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