この二人のバリの子達は、味はルワックコーヒーと変わらないのに、もっと安くて美味しいコーヒーを作ることに成功した。
美味しいけれど高価なルワックコーヒーからヒントを得て、マドゥラシャ・アリヤ・ヌグリ(MAN)の学生、エルランガ・ギアルディ君とビルビック・マハデヴィキア君はコーヒーについての研究に興味を持った。
この研究はなかなか素晴らしい物だ。彼らが作ったコーヒーは、牛の胃の中で発酵させることで出来たものだ。
5日、パレンバンで行なわれた2015年科学ライティングコンテストで、‘Bolus coffe cheap solution for delicious coffee’と題して発表した。インドネシアでのコーヒー生産量は世界第三位であり、その事が彼らのコーヒーへの興味に更に火をつけた。
「僕たちはインドネシアのコーヒーを世界に広めたい。もちろん、一番はバリのロブスタコーヒーだ。この研究の目的は、バリのロブスタコーヒーへの評価を上げたいということだ。」と、ビルビック君。
2015年1月2日から始まり、5月22日に初めて成功したので、時間をかけた研究である。「試したのは3種類のコーヒー豆で、一つは24時間発酵させたもの、一つは全く発酵させないもの、一つは48時間発酵させたものだ。全てコーヒー豆の発酵は牛の胃の中で行われたものだ。ルワックの糞からとれるコーヒー豆と同じ原理だ。」
また、ビルビック君が言うには、彼らの実験から出た結論は、発酵させたコーヒーはいい味で、特に大げさな道具を必要としないということだ。
「今後、この牛のコーヒーの研究は更に深くなる事を望んでいる。特に、世界に向けてこれを発信したい。それに、2015年科学ライティングコンテスト全国大会で賞が取れると確信している。」と、やる気満々だ。
via Tribun Bali
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