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マリオ・ブランコ、ウブドでジャラックバリを育て保護


ジャラックバリという鳥をご存知だろうか。一時は絶滅かと思われた珍しい鳥で、真っ白い体、黒い縁取りの中に、目の周りが真っ青なブルーの毛で覆われている。法の網をくぐり抜け、捕獲して高い値段で売る鳥商人が後を絶たず、バリ島西部国立公園では、繁殖の為、特別な飼育がなされてきた。ジュンブラナ県のマスコットにもなっている、可愛らしい鳥である。

画家であり、写真家でもある、マリオ・ブランコ氏は、もはや希少生物となったジャラック バリ(和名:カンムリシロムク)を、ギャニャール県ウブド郡サヤン村チャンプアンにある‘アントニオ・ブランコ美術館’の敷地の中で、保護して育てている。

「この鳥は2000年初期に絶滅寸前で、生息しているのは、バリ島西部国立公園だけであった。私は、この状態に興味を持ち、保護したいと熱望した。」と、マリオ・ブランコ氏は語った。

ある時、この鳥を籠に入れることが出来たドイツ人が、これを知り合った日本人に売った。その日本人は、それを自国に持ち帰ったが、やがて、その鳥を持ってインドネシアに戻ってきた。それが、現在まで繁殖し続けているという。

マリオ氏は8年前、そのつがいの鳥を4,500万ルピアで買い、その後、絵画との物々交換を介して、さらに2組のジャラックバリを手に入れた。その後、繁殖に成功し、ジャラックバリの値段も下がり、つがいで1,250万ルピアとなった。価格が下がったことで、森に自然生息するジャラックバリを捕獲して売りさばく商人がいなくなった。

「私の視点から言えば、自然生息している鳥を捕獲することに対する処罰を重くすることで、抑止効果を求めるべきだ。ジャラック バリの価格は、高いままで良い。そのぐらい価値のある鳥だからだ。価格が高ければ、人々もこの鳥を大事にするだろう。」と、マリオ氏。

ジャラックバリの飼育は、決して難しいものではない。小屋は2mx2m、或いは、1mx1mでも小さくはない。交尾の準備が出来た頃には、餌は、クポックバナナやコウロギをやる。

美術館環境の中でこの鳥の維持はさらに進み、現在は250羽にも増えた。マリオ氏の珍しい鳥を飼育する趣味は、繁殖の成功となったが、この鳥の繁殖の為の縁組目的以外に、売買をするつもりは一切ないという。ジャラックバリの飼育に興味のある、天然資源保全機構から決められた条件を満たした飼い主だけが、ジャラックバリの雛をもらい受けることができる。

「飼っているジャラックバリは、いつか森に還したい。ウブドの森に放して、自然の中で増えていくようにしたい。」と、マリオ氏。



via Antara Bali



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