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バリの暑さ、雨が降らないのはレーザー光線なの?


バリ地方は今年、異常な暑さに見舞われている。例年であれば、バリは12月-1月には雨季に入っているはずである。しかし、強烈なエルニーニョ現象の影響で、雨はバリ島の一部では約50日遅れている。2月に入ってから、雨はバリ地方の広範囲で降ると予想されている。

しかし、気象気候地球物理学庁は「バリ地方に雨が激しい降り方を始めるのは、2月の初旬、中旬、或いは下旬か、はっきりと公表することができずにいる。はっきりしている事は、天気と気候についての最新情報は、責任を持って当機関がアップデートする。」と、19日、同庁バリ州第三管区デンパサールのワヤン・スアルダナ氏は、述べた。

2016年1月中旬まで、雨はバリ地域の一部では殆ど降らない状態である。それどころか、太陽光線はとても強い。住民の間では、イベントオーガナイザーが、開催中に雨が降らないように、レーザー光線で雲を散らしているからだという噂が飛び交っている。しかし、これは噂に過ぎないとスアルダナ氏。

スアルダナ氏は、当機関の気象研究家のマデ・クリス氏も、雨雲をレーザー光線で散らす等という事は不可能だと言っていると伝えた。

スアルダナ氏は、同機関の天候・気候研究員フィトゥリア・プスピタ・サリ氏を伴い、「エルニーニョは、インドネシアでの蒸気供給の総量が減少する影響を及ぼし、最終的には、蒸気供給の総量の減少が、雨雲の形成を減少させる。雨雲が出来ずにいるということだ。また、アジアモンスーンも、広範囲のスケールにおける雲の発生を減少させる理由にもなっている。いつまでこの状態が続くのかは、明言できない。」と、説明した。

バリ州地方防災機関のイ・グスティ・マデ・ジャヤ・セラタベアナ氏は、「季節予測は、エルニーニョの発生でずれ込んでいる。2月初旬には、豪雨が降り始めて欲しいものだ。私の感覚では、例年はイムレック(中国旧正月)の時期に雨が降ることから、その頃に降るのではないかと思う。今年のイムレックは2月8日だ。長引くように見えるこの乾季、現在も当機関は、異常乾燥に注意を呼びかけている。バリ州全土が異常乾燥しているわけではない。最も雨季の後退の影響を受けているのは、バンリ県だ。タバナン県・クルンクン県・カランガッサム県・ブレレン県では、乾燥は感じていても、一部である。」と、述べた。

via Tribun Bali



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