Powered by Blogger.

お買い物には、各々バックの用意を!


デンパサール市政府は、デンパサール市規則に『買い物用ビニール袋を有料とする』という規則を、新たに盛り込む予定である。

法が確立された場合には、市場・ミニマーケット・スーパーマーケットで買い物をする住民が、各自で買い物バッグ・ビニール袋を持っていないと、今までは無料でもらえたビニール袋は、今後有料となり、500-1,000ルピアで購入しなければならなくなる、というものだ。


この規則設定の目的は、日々溢れるほど出るビニール袋のゴミを減少させることである。「続く政策は、ビニール袋・プラスチックゴミを減らす為、有料制にするというものだ。早急に、市政規則に盛り込み、正式に実施させる予定だ。」と、デンパサール市長アナック・アグン・グデ・グリヤ氏は、23日公表した。


グリヤ氏は、22日に環境・森林省の会議の席で、早急にこの問題を実施すると述べた。いつから実施となるかはまだ決まっていないが、市政規則に記載されれば、すぐにでも実施へとなる。


去年、2015年11月、環境・森林局省は、廃棄物管理総局を通して、デンパサール市ルミンタンのグラハ・スワカ・ダルマ会館で、インドネシアのプラスチックゴミの状況、及び、その問題について話し合った。その際、製品・包装課長、廃棄物加工課を集め、環境・森林省のウジャン・ソリヒン・シディック氏は、それぞれの地区が明確な法的規則を作り、住民が買い物の際にビニール袋を購入したその収入は何の為に、どこに流れるかを周知する必要があると語った。


ソリヒン・シディック氏は、透明性のある規則にし、資金は住民の環境開発の資金として還元されるものでなければならない、と述べた。「ビニール袋が無料でなくなることは、住民にとっては悩みとなるかもしれない。だからこそ、我々は気をつけなければならない。だから、支払われたビニール袋代は、住民に還元されなければならない。そして、どのように住民の環境開発の為に還元されるかを明確にする。」と、同氏。


一昔前、まだ、スーパーがなかった頃のバリでは、各々買い物籠を持って市場へ行き、包装が必要なものには、売り手もバナナの葉で包装していたものだ。時代が進んで、ビニール袋が出回るようになってからは、何でもビニール袋に入れるようになり、水漏れしない便利なビニールに人々はあまりにも慣れてしまった。


果たして、この政策でバリ島内からビニール袋のゴミはどのくらい減るのだろうか・・・。デンパサール市内だけでなく、バリ州全地域から、ビニールゴミ・プラスチックゴミが減ってほしいものだ。

via Tribun Bali


みんなでつくるバリ島のブログランキングバリブロへ
バリブロのブログランキングに参加しています。応援クリックお願いします。

0 コメント

参加ユーザー

ブログ アーカイブ