22日、デンパサールのパダンガラッビーチ付近の浅瀬を漂流している、4頭の海洋哺乳類の一種の救助活動が試みられている。
この生き物がクジラなのかイルカなのかは、はっきりしていない。
20日、周辺住民のマデ・マルタヤサ氏(20)は、この哺乳動物は21日から海岸付近に接近していて、はじめはイルカだと思ったと証言した。
ウダヤナ大学の獣医学部からの野生生物の観察者は、この海洋哺乳動物は、恐らくパイロットクジラと呼ばれるクジラの一種と思われると述べた。
このクジラは、ニュージーランドからバリ島までのインド洋の細長い潮流で見られるものだ。今回だけではなく、サヌール地区ではこのようにクジラが海岸に打ち上げられるのは、初めてではないという。
2年ほど前にも同じような現象があった。その時は、スマワン・ビーチで、やはり救助をした。バリ島の南海洋はクジラの通り道になっているからだという。
この4頭のクジラは浅瀬を泳ぎ続けているので、救援チームは沖へ行くよう誘導しているが、また元の場所に戻ってくる。研究者は、どうやら内1頭が怪我を負っているようで、その負傷したクジラを他の3頭が守っているようだという。
関係機関、大学の獣医学科、NGO、周辺住民によるチームなどが、パイロットクジラが無事沖へ向かうよう試行錯誤を繰り返している。全長2mのこのクジラ、人間の力で救出が難しければ、何らかの道具を用いる事も考えているそうだ。via Tribun Bali / Radar Bali
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