6日、アナッ・アグン・サグンウランさんとその家族が、ブレレン県の墓地でお祈りをした。
パガルワシの祭日なので、『プンジュン』と呼ばれる特別な供物を持って、亡くなった舅に供えに来たという。
祭日に墓地にお参りに来るのは、バリ島北部ブレレン県の住民にとって伝統文化である。
供え物、果物、故人の好物を持って来て、まだ火葬されていない家族や親戚縁者の墓石の上に供えるのだ。そして、祈りが済んだらすぐに帰宅せずに、そこで皆で食事をする。
祭日の度に、墓地に参拝に訪れるのはブレレン県独特の文化で、同じヒンドゥー教でも、他の土地では見られないしきたりだが、これは高僧クトゥランがバリ島にヒンドゥー教を布教した時代から、現在までこの土地だけに続いてきたものだという。
土地から得られる収穫への感謝の気持ちを、葬られている親や親戚に伝えるという意味がある。
ブレレン郡は10村14バンジャールから成り立っている。この住民は宗教儀式に墓地の存在を忘れないのだ。亡くなった故人とともに、残った家族が一緒に食事を楽しむひとときを今でも大切にしている。
via Tribun Bali
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