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アグン山で遭難した2人の外国人、無事に発見


チェコ国籍のモニカ・ザウィット・トスカ氏(31)と、オランダ国籍ミック・ヴラナ氏(39)は、カランガッサム県ルンダン郡アグン山での合同特別救助チームによる救助作業の結果、25日未明3時頃無事に生還し、喜びを隠せない表情だった。

カランガッサム災害防災機関長イダ・バグース・クトゥ・アリンバワ氏は、「ほんのかすり傷程度で、野草の棘でできたものだろうと思われる。大変元気な状態で、ルンダン郡ジュングタン村地区で発見された。我々合同チームは、彼らが火を点した為居所が分かった。遠くから白い煙が立ち上がるのが見えたのだ。それを手がかりに近づいていった。」と、語った。

彼らは、クブ郡トゥランベンルートを経て登山する新しい道を作りたかったという。しかし、登山の経験の多い彼らは、トゥランベンに滞在したホテルから、案内ガイドを連れて行かなかった。

「無事救出されて良かった。救出後、バンデム管轄警察に同行し、調書を取った。」と、同氏。

アグン山登山協会会長イ・コマン・カユン氏は、この二人の観光客について、エゴが強すぎると語った。アグン山はコンディションが変化しやすい山で、甘く見すぎていると話す。

目に見えない世界では、アグン山独特のタブーが存在する。必ずこの山の性格を熟知した案内人を連れて行くべきだ。二人と話をしたが、私の知る限り、クブからの登山ルートは無く、あるのはスラット郡のパサールアグンからと、ルンダン郡のブサキからの2ルートのみだと、カユン氏。


via Tribun Bali



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