バドゥン県北クタ郡ティブブネン村タンデグ慣習村の住民は、二つの祖先から受け継いだ寺に参拝する。それは、バンジャールに程近い、『プマデ・バタン・クプー寺院』(クプーの木の下にある寺院)と『プマデ・バタン・ビンギン寺院』(ブリンギン/ガジュマルの木の下にある寺院)だ。
しかし、通りに面しておらず小さな路地に入ったところにある。
ニ・ニョマン・スミアニさんは6日、この二つの寺にはバンジャールの人々から信じられている言い伝えがあると語った。
もし、結婚して長い年月が経っているのに夫婦に子供ができなければ、『プマデ・バタン・クプー寺院』に来て、正直に心から子供が授かるように願えば、やがて叶えられるという。
「本当にそうなのだ。何組も願いが叶った夫婦がいる。しかし、本当に心の底から願わなければならない。何度参拝しても叶わない夫婦もいるから。」と、スミアニさんは力強く話した。
一方、『プマデ・バタン・ビンギン寺院』の方には、目に見えない強力な力があると言われている、と慣習村長イ・マデ・ウィディアナ氏は語った。
このブリンギンの木の枝を落とす勇気ある者はいない。何故なら、枝を切ると、その切った者自身に災いがふりかかる。それは病気であったり、死亡であったりするそうだ。
昔、ある者がこの木の枝を切ったところ、突然重い病気になり治る兆しが見られない為、供え物を持って謝りに行ったところ、健康が回復したという。それからは、誰もこの枝を切るものはいなくなった。その為、鬱蒼と茂って、枝葉が隣接するヴィラの塀を越えて伸びてしまっている。
この寺のある地域では、悪い事はできないと住民は固く信じている。
via Tribun Bali
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