タバコのパッケージに印刷されたおどろおどろしい写真、タバコを吸うとこうなりますということなのだが、これによって喫煙者数が減少したかと言えば、全く効果が無いのが現実だ。
そこで、喫煙者を減らす作戦の一つに挙げられるのは、タバコの広告をなくす、または、禁止することでタバコの初体験者を減らすというものだ。
19日、タバコ規制イニシアティブ公衆衛生会会長のマデ・クルタ・ドゥアナ氏は、「タバコの広告をなくすことこそが、初めてタバコを吸うことをやめさせられる作戦だ。タバコの包装に恐ろしい写真を施すことは、喫煙者を減らす事に全く効果を示さない。それどころか、タバコ工場は若者の姿を描いた広告を通して益々生産を増やしているのだ。」と述べた。
19日朝、ワークショップが開催され、その中で『タバコ広告なしのデンパサール市』について話し合われた際、「広告からの税金は大きくない。広告税の合計が110億ルピアであるのに対し、タバコの広告税はその内のたったの9億ルピアだ。」という発表があった。
この意見は、デンパサール市保健局長のルー・プトゥ・スリ・アルミニ氏から採択された。アルミニ氏は、「以前から、デンパサール市内ではタバコの広告を禁止するという市長規則企画を進めている。『タバコのない地域』に関する2013年第7号バリ州地方規則を推進するためだ。本来、この規則に沿って対策を進められるべきだが、ようやく構想が固まり、関係機関を呼んでのワークショップ開催に至った。彼らの意見に耳を傾けたい。」と、同氏。
毎年国で統計される結果では、喫煙者、及び、タバコの煙により健康を害して死亡する人は、22万5千人を数えるという。
via Tribun Bali
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