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クサンバ村に残る剣職人


ジェロ・マンクー・パンデ・クトゥ・マドゥラ氏は、クルンクン県クサンバ村バンジャール・パンデに現在残っている、唯一の剣職人である。

パンデ氏は、その昔、オランダの植民地化の支配下に置かれる前は、このクサンバ村バンジャール・パンデの住民の殆どが、鉄職人家系パンデ、または、剣などの尖った武器・槍・農具など、鉄から様々なものをこしらえる職人たちであった、と語った。

「西暦1450年から、クルンクンで代々伝承された剣や槍などの武器作りの中心は、バンジャール・パンデであった。昔は、村の60%の200世帯がこの仕事に携わっていた。」とパンデ氏。しかし、クサンバの戦いでクルンクンの軍によってミシェル将軍が殺害され、クルンクンはオランダ軍の支配下に入り、鉄職人家系パンデは衰退した。

これは、オランダ軍がバンジャール・パンデの住民に、武器を作ることを禁止したからだ。結果、ここの住民は、農民か金職人へと専門を変更した。

1970-1998年には、バンジャール・パンデの大部分が金職人となったが、新政権スハルト時代にインドネシアの経済が破綻して、金職人らは皆、破産した。

祖先の文化を相続する為に呼ばれた気がして、パンデ氏の祖父、クトゥ・ムドゥラ氏も、1987年に剣を作るための炉に火をともした。それから現在まで、その業はジェロ・マンクー・パンデ・クトゥ・ムドゥラ氏へ、伝えられたのである。


via Tribun Bali



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