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アオウミガメ密輸、バリ州警察海上保安課が押収


9日、バドゥン海峡沖合いで、バリ州警察海上保安課が37匹のアオウミガメを保護した。

亀を運搬していた船の乗組員ムスタ氏は、「マドゥラのサプカン島からの亀で、ボスからバリのスランガン島にこの亀を運ぶように言われただけだ。」発見されたサヌールのスガラアユ海岸で、そのように述べた。

ムスタ氏は、自分が運んできた37匹の亀が、警察に捕らえられるとは思っても見なかったという。

この亀の密輸は、ある者がスランガン島まで亀を運ぶようにボスに頼んだことから始まり、乗組員はボスからスウンのゴミ集積所の隣にある島へ運ぶように指示された。

船はマドゥラのスムナップにあるサプカン島から、漁船を使ってここまで来た。航海は、北部バリの海岸沿いに走らせ、それからバドゥン海峡に入った。ちょうど、パダンガラッ海岸から離れた沖合いだ。

8日夜間、その辺りを航海していたところを、パトロール中のバリ州海上保安課の職員に止められた。そこで、船内にいた亀が見つかってしまったのだ。数十匹ものアオウミガメを誰から注文されたのか、と質問された乗組員は黙ってしまったが、この密輸への関与を否定した。

バリ州警察署署長ロニー・ソンピー氏は、パトロール中に疑わしい漁船を調べ、亀が数十匹発見された事を明らかにすると共に、押収した亀はすべて9日朝、サヌールのスガラアユ海岸で海に還したと発表した。


via Tribun Bali



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