インドネシア消費者団体の調査で、9種類の生理用ナプキンに大量の塩素含有

（財）インドネシア消費者団体は、1月から3月にかけて行った商品研究結果で、生理用ナプキン、及び、パンティーライナーに大量の塩素を含む商品があると発表した。

第一線のラボラトリウムでの調査結果で、9種に大量塩素が発見された。最高塩素含有量を示したのは、生理用ナプキンCharmの54.73ppm、パンティーライナーではＶ Classの14.68ppmであった。

同団体常任委員トゥルス氏によると、塩素を女性の生殖器に直接触れるナプキン等に使用するのは大変危険であり、健康な妊娠に対し害を及ぼしかねず、その他、おりもの、かゆみ、刺激を引き起こし、子宮ガンの原因にもなると述べた。

この結果は生産者に報告し、消費者に危険な物は販売しないよう警告したという。

保健省マウラ・リンダ氏は、国際レベルでの塩素使用上限は決められていないし、インドネシア国家規格にも記載されていない、と話した。また、安全性に関し、生理用品に含まれる塩素数値は低いとしながら、どれほど低いかという事には言及しなかった。

リンダ氏によると、食品、及び、飲料に対する塩素使用の禁止は1996年保健省法令第472号にあるが、生理用品についての禁止は無いという。

以下、ラボラトリウム調査結果

生理用ナプキン：

パンティーライナー：

Via Jawa pos

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