カランガッサム県スラット郡では、来る25日、成人を迎えた217名の歯を削る儀式『合同ポトンギギ』を執り行う。
「今回の合同儀式には、現地で販売を繰り広げている食料品会社の一つが協力をする。」と21日、この儀式に寄付をした住民のニ・ルー・グデ・ウィジャ氏は述べた。
ほんのわずかな費用でも無駄にすることはできないと、関係者は神聖なこの儀式を成功させる事に集中している。「住民の儀式を応援してくれる人々からのものであり、時代の移り変わりにも影響されず維持すべき神聖な伝統として守っていかなければならない。」とウィジャ氏。
『ポトンギギ(ムタタ キネンブラン)』はそれぞれの地域で執り行われる、人間の為の成長過程の儀式である。また、この儀式は、息子・娘が大人への一歩を踏み出した時に行なわなければならない、両親が自分達の子供に通過させる一つの義務である。しかし、ヒンドゥー教徒は、子供を一人だけ儀式しようとすると、数千万ルピアも費用がかかってしまう為、時期を待つことが多い。だから、より節約できるよう何人もが一緒に行なうのだ。
『ポトンギギ』を一度に沢山の人数で行うからと言っても、神聖さは同じであり、内容が薄らぐものではない。逆に、効率的であり、教徒同士が同じ目的に向かうことで一つになれると、スアンバ氏。
via Tribun Bali
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