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無機ゴミがバリの水源を汚染する


アメリカの環境保護団体IESCOInternational Eco Safety Collaborative Organization)のスチュアート・スコート氏は、バリ島の山岳地帯にある水源は、無機ゴミによって汚染されていると語った。

「バリの生態系は、ゆっくりながらも壊れ始めている。何故なら、生活の為の水源は、プラスチックのような無機ゴミの汚れによって汚染されているからだ。」29日にデンパサールで行なわれた『バリ島環境の今後』というテーマのセミナーでの発言だ。

1970-1980年までのバリの生態系は、ヒンドゥー教を土台にした、自然を守る文化が強く伝統として実行されていた為、まだ自然が保たれている状態にあった。

「バリ島は特に、また、世界の将来の為にも、バリの何千年も前からの伝統であるその文化こそが、大変高貴なものなのだということを省みるべきだ。何故なら、その伝統が、環境を維持し続ける為の一般市民のキャラクターを形成するからだ。特に、人間の生活の源となる森と水源を保護することだ。

しかし、時代の繁栄と共に市民の生活は変化し、消費する全ての物にプラスチック材を使うようになり、無機ゴミは際限なく増え、再生ができない状態にまでなった。それは、環境破壊にまで至っているのだ。我々は、至る所でプラスチックゴミを見るし、それを何とか早く燃やしてしまおうとすることで、環境をどうしようもない程毒している。植えられた植物も、これらのゴミによって間接的に汚染されてしまった。」と述べた。

大方の毒と言われるものは、環境の汚染と、水に溶け込んだ汚染で、市民が食す食材に含まれた毒も人間の体内に取り込まれるわけだ。環境が汚染され、体に毒を取り込んでしまうことから、癌のような病気を引き起こしてしまう。

「有機性廃棄物の侵入に対する環境への関心が低ければ、人間の生活の質も低くなる。環境への関心を一人一人個人から構築すべきだ。自然は十分な土地と環境を提供してくれている。しかし、人間が環境に関心が無ければ、将来は脅かされるのだ。」と、スチュアート氏は加えて述べた。


via Tribun Bali



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