スマランのグマヤタワーホテルは、2008年から大統領がスマランに立ち寄った際に必ず泊まる宿泊所となった。グス・ドゥルを初め、メガワティ、スシロ・バンバン・ユドヨノの歴代大統領に続き、30日に現大統領ジョコウィドドもスマランを訪問した。
大統領を迎えるに当たり、ガジャマダ通り59-61を所在地とするグマヤタワーホテルのマネージメント達は通常大統領が到着する一週間前から準備をする。
「二週間前に、ジョコウィ大統領が7月29日に宿泊するという知らせを受けた。その一週間後、大統領警備隊が訪れ、隅々まで調べるなどの準備を始めた。護衛官を置き、大統領の要求するリストを提出した。」アカウントエグゼクティブのウラン氏はこのように述べた。
ウラン氏によると、ソロ出身のジョコウィ大統領は、歴代の大統領に比べ要求はそれほど多くないという。「生姜ドリンクと、オレンジスターフルーツジュースにテンクレン、そのぐらいだ。」と、ウラン氏。
ジョコウィ大統領は、部屋の掃除等の家事の手伝いが上手であり、特に自身の仕事机の上の整理は見事だ。「ハウスキーパーの従業員が困ってしまうほど、大統領は机の掃除を積極的に手伝ってくださる。腰が低く、どんなにお疲れでも、すれ違う全ての従業員に挨拶される。だから、私共はジョコウィ大統領のお世話をさせていただけることを誇りに思う。」と、加えた。
また、同アカウントエグゼクティブのファジャール氏によると、ユドヨノ元大統領の接待時とは異なるといい、二週間前には装飾から必要な物すべて、テーブルクロスからカーテン、飲み物の缶又はボトルまで青一色に統一するそうだ。それだけではない、ユドヨノ元大統領の奥様の要求で、部屋の中にキッチンも用意する。夜のメニューとしてユドヨノ元大統領の好きな卵焼き、朝ごはんにはナシゴレンを作る為だと言われる。
その他、メガワティ元大統領の宿泊時には、おつまみスナックで有名なンバ・リエンのスマラン独特のルンピアを部屋に用意するのが習いであったという。
via Tribun News
バリブロのブログランキングに参加しています。応援クリックお願いします。
Popular Posts