第二話はこちら
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ハウ子は悩みに悩み、大学でインドネシア語を勉強することに決めた。
教えて!お助けキンタ!
「インドネシアの大学へ通う場合のビザは、どんな種類があるの?」
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僕の名前はキンタ。アグン山の麓からやってきたキンタマーニ犬。
バリ島で困った事があったら、僕に任せて!!
「インドネシアの大学へ通う場合は、留学ビザ、または、ソシアルビザが必要です。観光ビザ(VOA)での入学は認められません。」
例:ウダヤナ大学BIPA留学の場合
BIPA = Bahasa Indonesia untuk Penutur Asingの頭文字で、外国人向けのインドネシア語コース
BIPAによると、ビザはソシアルビザ、留学ビザ、どちらでも受け入れ可能。
留学ビザは取得までに約半年かかるので、ソシアルビザの取得が多い。
手続き:
入学申請に必要な書類を提出 → BIPAより入学許可証が届く → ソシアルビザ申請
留学ビザは取得までに約半年かかるので、ソシアルビザの取得が多い。
手続き:
入学申請に必要な書類を提出 → BIPAより入学許可証が届く → ソシアルビザ申請
留学ビザの場合は、大学側よりインドネシアの教育文化省へ留学許可申請、及び、ジャカルタ移民管理局へ滞在許可を申請 → TELEX発行後、在外インドネシア大使館でビザ申請
※ウダヤナ大学では、ビザ取得サポートを行っている(料金要確認)
※留学ビザは1年有効、KITASが発行されるので、1年間有効の免許証の取得、銀行口座開設も可能
手続き方法等は大学により異なる場合がありますので、詳細は各大学へお問い合わせください。
奨学金制度
インドネシアには、インドネシアへの留学生の為の政府奨学金制度があります。
●ダルマシスワ奨学金(インドネシア政府奨学金)
ダルマシスワは、学位の取得を目的としない奨学金制度で、インドネシア語、芸術、音楽、工芸を学びたいインドネシアと友好国の学生の為の、インドネシア政府による1年間のプログラムです。
学費と生活費の一部をインドネシア政府が負担してくれるため、自費留学に比べ費用も抑えられることもあり、毎年世界中から多くの応募があり、倍率はとても高いそうです。
ダルマシスワは、学位の取得を目的としない奨学金制度で、インドネシア語、芸術、音楽、工芸を学びたいインドネシアと友好国の学生の為の、インドネシア政府による1年間のプログラムです。
学費と生活費の一部をインドネシア政府が負担してくれるため、自費留学に比べ費用も抑えられることもあり、毎年世界中から多くの応募があり、倍率はとても高いそうです。
ダルマシスワ奨学金の詳細は、こちらの公式ページでご確認ください。
http://darmasiswa.kemdikbud.go.id/darmasiswa/
http://darmasiswa.kemdikbud.go.id/darmasiswa/
2016/2017年度の募集要項はこちら(募集要項は毎年変わります)
http://darmasiswa.kemdikbud.go.id/darmasiswa/?page_id=524
http://darmasiswa.kemdikbud.go.id/darmasiswa/?page_id=524
留学先の大学の希望を提出できますが、希望者が多い大学の場合など、別の大学となる場合があります。
2016/2017年度の受け入れ先大学一覧はこちら
http://darmasiswa.kemdikbud.go.id/darmasiswa/?page_id=291
http://darmasiswa.kemdikbud.go.id/darmasiswa/?page_id=291
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その頃、波のりおはカレー屋の事務室で頭を抱えていた。
のりおは7人のスタッフを雇っている。
5人がヒンドゥー教徒、2人がイスラム教徒だ。
そのスタッフが立て続けに、労働規則や給料について言い始めたのだ。
昨日は一人のスタッフが、村のお祭りがあるから明日から3日間休みたいと言ってきた。
彼女はヒンドゥー教徒で、カレー屋の近くで一人暮らしをしているが、生まれは2時間程北へ行ったところにある小さな村の出身だ。
明日からなんて、そんな急な休日申請は認められない、と彼女へ伝えたのだが、彼女は結局今日は無断欠勤をしている。電話をしても出ない。
また、イスラム教徒の2人は、来週レバランだから2週間ジャワ島へ帰りたいという。
そして、レバラン前のボーナスはいつもらえるのかと言ってきた。
突然の休日申請やボーナスの事など、今までの自分の中の常識から考えられないことを言うスタッフ達に、のりおはイライラしていた。
一方、島夫婦は、建築現場から徒歩5分のアパートへ引っ越しをした。
もちろん、毎日現場のチェックをするためだ。
このアパートは、偶然空きが出た事を知り、すぐさま見に行って即決したのだった。
何よりも大家さんがとってもいい人で、外国人の自分たちを色々気にかけてくれる。 警察への届出も、大家さんがしてくれた。領事館への在留届はオンラインで提出済みだ。
行夫は毎日現場へ足を運んでいるが、好子はその間に買い物へ行ったり、ビザを調べていた時から親交のある奥さんと、お互いの家や近所で待ち合わせしてランチを食べたりしているらしい。
昨日は、その奥さんから最近カレー屋が出来たという情報を聞いて、2人で行ってきたそうだ。なんでも、そのカレー屋のオーナーは日本人だという。味はまさに日本のカレーだというから、これは一度行ってみたいものだ。
続く・・・
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