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‘トゥユール’の仕業だと思われたマス村の盗難事件の犯人は・・・


‘トゥユール’という言葉、聞いた事があるだろうか。‘トゥユール’とは、日本で言えば‘座敷わらし’のような子供の化け物で、通常は人間の目には見えず、家に棲みつき家を守るが、子供なのでちょっとしたいたずらをする。

家の中に置いておいた金や物、又は、食べ物等が突然無くなったりすると、バリの民間では昔から‘トゥユールの仕業(いたずら)’として、解釈されてきた。その‘トゥユール’が、現在でも噂の的になってしまう事件が起こった。

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数日前、ギャニャール県ウブド郡マス村で、連続盗難事件があったというニュースが広がった。12軒に泥棒が侵入したというものだ。不思議なのは、犯人はドルもあるのに、それには見向きもせず、何故かルピアだけを盗んでいる。これは、妙な話としてオカルト話のように住民の間でささやかれていった。

この事実を、ギャニャール県警犯罪捜査課ユニット長第二警部グスティ・ングラ・ウィナングン氏が認めた。「住民は、金が盗まれたのは‘トゥユール’の仕業だと思っている。他の現金もあったのに、ルピアだけ取られていて変だからだ。」と、25日述べた。

盗みは一軒終わるとまた一軒と同じ内容で続いていった。‘トゥユール’がいるという疑いは、住民の中で益々膨らんでいった。この話は、ギャニャール県警が現実の犯人を捕らえるまで、殆ど確証を持って信じられた。そして、‘トゥユール’の噂は、一人の中学生MDが捕らえられてやっと収束した。

補導されたのは、ブラバトゥ郡ブルアン村バンジャール・グタス・カンギン出身の16歳の中学生MDで、24日夜、ラヤ・ブルアン通りでオートバイに乗っていたところを捕らえられた。実はMDは、以前にも同じ事件で補導されていた。まだ未成年ということで、警察は家族に引き渡し、厳重に指導するよう言い渡しただけであったが、今回また繰り返したことが発覚した。

ギャニャール県警で、 MDは無邪気に自白した。初めて盗みに手を染めたのは小学校6年生の時で、味をしめたらしい。「一人でやった。鍵の閉まった空巣を狙った。鍵をこじ開けるのにナイフを使った。」と、無邪気に答えた。

‘トゥユールの仕業’ではなくなってしまったが、現代でも、もっともらしく通用してしまうところが、まことにバリらしい話である。


via Tribun Bali



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