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湾岸埋め立て計画反対抗議運動にクルンクンの若者も


ベノア湾岸埋め立て計画に対する抗議運動は、更に広がっていった。一週間前には、クルンクン県レンボンガン島の数百人の住民が反対の意向を示し、この行動はクルンクン県内にも益々大規模に広範囲に広がりを見せているのだ。

28日、クルンクン県ゲルゲル村・トジャン村地区では、クルンクン県内の様々な職業や地位の住民がワトゥ・クロトック海岸に集結した。朝7時頃集まった住民らは、初めに全員で祈祷を行った。その後、若い世代の多いこの数百人の集団は、黒い砂のワトゥ・クロトック海岸に打ち上げられたゴミの一つ一つを拾っていった。

「この運動を通し、クルンクンの住民が皆、環境に対して心を配ることを期待する。我々も、政府の人々を喚起し、我々の慣習村の指導者らも、バリの自然を破壊する湾岸埋め立て計画に反対の声をあげる勇気を持ってもらいたい。」と、この抗議運動のコーディネーターのグデ・アルタ・ドゥウィパ氏は述べた。


清掃活動が終わると、参加した数百人の住民らは、ベノア湾岸埋め立て計画反対の意向を固めた。クルンクン県の若者の名の下に、政府役人ら、及び、地元慣習村は、彼らの声に耳を傾け、クルンクン県がベノア湾岸埋め立て計画反対の為の意向を示す事を望むというものだ。彼らが言うには、他の慣習村がベノア湾岸工事計画に対する反対の勇気ある意向を示しているにも関わらず、クルンクンの慣習村だけが現在まで意向を示していないという。

「我々は、現状を見ることが出来る。バリ島の南海岸にあるこのクロトック海岸は、浸食が進みひどいコンディションになっている。もし、計画通りベノア湾が埋め立てられたら、今後、どうなっていくのだろう?必ず、バリの環境にも社会にも問題が起こり、損害を被ることになるだろう。バリは、文化の観光地として押し出すべきであり、埋め立て観光地ではないはずだ。」と、グデ・アルタ・ドウィパ氏。


via Tribun Bali



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