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舞踊の練習をする少女達 -1983年-


伝統舞踊は、バリの文化の中に重要な要素となるものの一つである。バリ島の伝統舞踊には、宗教行事や儀式的要素を含むものから、芸能や余興的要素を含むものまで様々な種類がある。

その昔、舞踊は決まった目的のために踊られた。例えば、雨乞いの為、村を浄化する為、疫病を追い出す為、敵を負かす為、獣を狩る為、出産の為、葬式の為、婚姻の為などだ。

ヒンドゥー教の中で、伝統舞踊は切っても切り離せない重要な位置を示すものであり、祝いや儀式の度に、伝統舞踊は常に付いてまわるものであった。

伝統舞踊は、踊り子がいれば維持される。バリ島にはプロの舞踊家もいるが、多くは普通の一般市民であり、学校の生徒、大学生などである。全ての踊り子が、舞台に上るわけではない。多くは、地元の社会的活動や、楽しみだけで踊っている。踊り子に、婦人らは殆ど見られず、大体が若い未婚の女性だ。ある程度の年齢が来ると、引退してしまう。結婚は辞める理由の一つである。

いくつかの舞踊の踊り子は、穢れのない少女でなければならない。‘レゴン’はその一つだ。結婚後は、処女でなくなった女性は、これらの舞踊は踊れない。踊り子としてのボディーラインの美しさの維持も、年をとれば難しくなり、若いころのような動きが困難となる為、自ら辞退する踊り子も多い。妖艶な女性の美しさ、素早い動きを見せる‘ジョゲッ’などを年齢を経て踊り続けることは、更に難しいと言えよう。

バリの住民の間での伝統舞踊の重要性は、バンジャールにある施設、練習、そして、上演に映し出される。沢山の舞踊学校や、伝統舞踊を学び実践するための財団がある。

現代化は、伝統舞踊に多くの影響を与えている。これまで継承されてきた舞踊が、踊られることなく次々と消えてなくなってゆく。若い世代の肩には、今残っている伝統舞踊の維持継承の役割がかかっているのだ。

バリの伝統舞踊が好きな若者が、どれだけいるのだろうか?バリの貴重な遺産を踊り続けてやまない若者達、練習に日々励んでいる若者達は、バリの宝なのである!


via Sejarah Bali



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