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バリ島生まれの12歳天才ピアニスト、グラミー賞にノミネート!!


ジョーイ・アレキサンダーがその夜演奏した“Giant Steps”という題名の曲は、世界の音楽の殿堂にふさわしい素晴らしいものだった。グラミー賞受賞には至らなかったが、このまだ12歳の少年ジョーイ君が踏み出した一歩は、歴史上最年少ということで、世界の誇りとなった。インドネシアの名前を背負って、グラミー賞に見事ノミネートされたのだ。

現地時間15日夜、ジョーイ君はロサンゼルスのステイプルズ・センターにいた全ての人々の心を魅了する事に成功した。演奏した曲は、初のアルバム『My Favorite Things』に入っている曲“Giant Steps”である。どちらも、最優秀インプロヴィス・ジャズと、最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・アルバムにノミネートされた。


ジョーイ君の演奏は、今回の第58回グラミー賞の主催責任者レコーディング・アカデミーの最高幹部であるニール・ポートナウの注目を引いた。「我々は、次世代の活躍のきっかけとなるその才能に、心から敬服する。ジョーイ・アレキサンダー君は、ノミネートされた中で最年少の12歳だ。」と、ジョーイ君の演奏に対して述べた。

ジョーイ君が演奏している間、その場にいた者達は、少年のグランドピアノの上を踊る小さい指に、目を奪われた。演奏が終了すると、観客は全員が立って割れるような拍手を贈った。ニール・ポートナウ氏は、「ワオ!凄い!ジョーイ、最高だ!」と叫んだ。多くのセレブらもジョーイ君の才能に驚いた。

アメリカの有名なジャズピアニスト ハービー・ハンコック氏は、ツイッターを通してジョーイ君を誇りに思うとメッセージを残した。メディアを通して伝わった、ジョーイ君の演奏に対する海外からの反響も大きい。

2003年6月25日、バリで生まれた天才ピアニスト ジョーイ・アレキサンダー君。バリとジャカルタでジャズピアノを学んだ。バリのピアノ講師で、ジョーイ君が7歳の時に初めてジャズピアノを教えたのが、LPMファラビバリ、及び、バラワン・ミュージック・トレーニングセンターのボニー・マン氏である。

初めはジョーイ君の父親がピアノを学んでいたが、そのうちジョーイ君もレッスンに参加した。当初から、テンポ、ダイナミックな弾き方に、特別な才能を感じたという。教えたことを掴む力がとても速く、楽譜を読むのも早くからできていた。ジョーイ君をここまでにしたのは、父親の努力が大きいという。

両親は、医療チームからジョーイ君が自閉症であると診断された。しかし、自閉症は何か一つのことに秀でると知られており、両親はジョーイ君をジャズピアノの道へと誘い、教育を与えたことが天才少年を生み出したのだ。

デンパサール市シダカルヤ通りのレッスン場に、週2・3回通ってジャズピアノを練習した。その後、更にジャカルタのLPMファラビに移った。ジャカルタからバリにもどったジョーイ君は、腕を更に磨き、健常者の子供では絶対につかめないテクニックを身につけたという。


via Jawapos/Radar Bali



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